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西浦焼■釉下彩染付藤図カップ＆ソーサー

¥999,999 税込

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1894-1910年頃の美濃・西浦焼、カップ＆ソーサーです。

5代西浦圓治の頃に採られた、釉下彩、染付によって藤が表現された大変洗練された意匠です。

ハンドルは西浦焼によく見られる型で、絵付の雰囲気にもよく合っていると思います。

洗練されたデザイン、精度の高い品質。これまでの日本の陶磁器作品ではあまり見られなかった、深度の欧米的視点を以て製作された品々は高い評価を得ていきます。

本来主役になるべきの藤の花は、白抜きで下地模様として扱われており、美しい構図で描かれた葉と蔓の引き立て役に回っているというのはほんとうにお洒落ですね。

薄手ながらしっかりとした磁胎で、特筆すべき欠点の無い、大変美しい状態です。

ソーサーに灰飛びによる黒点、縁に上から釉の掛かった極小の窯傷は見られます。 11枚目の画像をご覧ください。

ソーサーの裏側には呉須の飛沫が付着しています。(個人的には愛でポイントとして捉えています。)

※アンティーク・ヴィンテージ品は、現行品には見られない灰飛びや微かな歪みなどが見られる場合があります。それら特性をご理解頂いた上でお買い求め下さい。

■サイズ

カップ　直径約85mm 高さ約69mm
ソーサー　直径約142mm

満水約220ml、適量としましては150ml程でしょうか。