1840年頃のオールコック製、カップ&ソーサーです。
温かみのあるボーンチャイナ製の磁胎に美しい総手描のブーケがよく映えますね。
描かれたブーケもとても美しく、腕のあるペインターの絵付であることが一眼でわかります。
ミニチュアサイズです。所謂デミタスカップと同等のサイズと捉えていただいて間違いないかと思います。
ミニチュアカップは当時おままごとにも用いられたそう。なかなかに贅沢ですね。
中国茶を楽しむのにもピッタリの一客です。金彩の無い白磁に花絵のみの潔い装飾で、茶液もよく映えると思います。
カップ、ソーサーに部分的に軽度の貫入が見られますが、締まり良く焼成され、特筆すべき欠点の無い大変美しい状態です。
■サイズ
カップ 直径約72mm 高さ約45mm
ソーサー 直径約120mm
満水約70ml、適量としましては50ml程でしょうか。