1762-71年頃のウィーン製、ティーボウル&ソーサーです。
フルート入りの個性的なシェイプに、染付による絵付が施されています。
ソーサーのへり部分の削げたような意匠は大変興味深いです。
灰被りや青みがかった釉溜まり等、18世紀のウィーンならではの愛でポイントも楽しいですね。
ターナー(轆轤師)は
カップ Michael Weichslgartner
ソーサー Anton Fuchs
と見られます。
特筆すべき欠点の無い奇跡的な状態で伝世しています。
■サイズ
カップ 直径約65mm 高さ約44mm
ソーサー 直径約108mm
満水80ml強、適量としましては60ml程でしょうか。